Board 2023Spring リリース!注目の新機能とは?

2023年2月にBoard 2023 Spring がリリースされました。

今回のバージョンアップはBoardの標準搭載機能のアップグレードがメインとなりましたが、このコラムでは2023Springで私が最も注目している新機能についてお伝えします。

◆他システムとの連携がよりスムーズに行えるように

今回バージョンアップによってREST APIをBoardのプロシージャ(※ Board上で様々なタスクを実行する、カスタマイズ可能な一連のアクション機能)から直接呼び出すことができるようになりました。

これにより、REST APIを利用した外部プラットフォームやアプリケーションと今まで以上に簡単に連携ができるようになります。

外部プラットフォームとBoardが連携できると、具体的にどのようなことが実現されるのでしょうか?

例えば、部署ごとにMicrosoft Teams をチャットツールとして使用しているとします。

今月の数字が締まり、来月以降の計画策定を開始する(イベント発生)とき、Board上で「入力開始」ボタンをクリックします。すると、Teamsのチャットへ「今月の数字が締まりました。来月以降の受注予定数字の入力を開始してください。」とメッセージが送信されます。

メッセージの中にはBoard入力画面のリンクが挿入されていますので、各担当者はここへアクセスし、それぞれ入力作業を開始します。

各担当者の入力が終わりましたら「提出」ボタンをクリックします。そうすると、Teams側では承認者へ「提出されました」とメッセージが送信されますので、承認者は内容を確認し、Boardにログインせず「承認」もしくは「却下」の選択ができます。

◆プランニング業務がより簡易的に

上記の例でいえば、ユーザーはイベント発生時の通知連絡や承認・却下といったワークフローが自動化されますので、毎月の数字管理業務をよりスムーズに行っていただけます。

外部プラットフォームやアプリケーションからのデータ統合の実現により、Boardはより自由に、かつ的確にユーザーの意思決定をサポートします。

なお、Board 2023 Spring のその他のアップデート内容につきましては、Board リリースノートよりご確認いただけます。

バージョンアップの手順につきましては、担当者までお問い合わせください。

Liber Japan コンサルタント三浦