グローバル企業で利用される
EPMツールとは何か
顧客ニーズや技術の変化、コロナ後の急速に変化する世界経済と情勢、競合が激化する現代の経営環境下で勝ち残っていくために企業には、より迅速で的確な経営判断が求められています。
EPM(Enterprise Performance Management)は、的確な意思決定をすばやく行えるように支援する管理手法のことです。ここでは、EPMとは何か、EPMを導入するメリット、解決できること等について解説していきます。
業務管理における企業の課題
EPMを語る前に、多くの企業で抱える課題について考察してみましょう。昨今の経済環境は急速に変化しているため、経営判断もスピードが要求されています。そのため、経営判断に必要なデータを迅速に収集・分析することが必要になります。しかし、多くの企業では下記のような課題を抱えているのではないでしょうか?
- 各部署でデータをエクセルで管理してるので、形式がバラバラ
- 評価基準も部署ごとで違うので、データをまとめられない、分析ができない
- よって、経営判断に必要なデータを収集・分析できない、もしくは時間がかかる
- データが不足・不完全なため、的確な対策を立案できない
- 分析が不十分なので将来の経営戦略・戦術を練る議論ができない
これらの課題は放置していても事業を続けることは可能でしょうが、課題を解決済みの企業と比較した際、時間とともにその差は広がってしまうでしょう。なぜなら、経営判断におけるデータ分析の正確性、予測精度、スピードがまるで違ってくるからです。これらの課題を解決するため導入するのがEPMなのです。
EPMとは
EPM(Enterprise Performance Management)は、日本語では「ビジネス業績管理、企業業績管理」などと訳されています。
EPMとは、企業の業務プロセスを1つのプロジェクトとして捉え、プロセスの可視化と組織全体のプロセスの評価を標準化し、目標達成に欠かせないKPI(Key Performance Indicator)を設定して常にプロセスを監視することです。
EPMがもたらす5つの効果
経営情報の可視化
業務管理ツールが統合され、評価の標準化、業務プロセスの監視が行われることで経営に必要な情報、
データが見えるようになります。
業務の進捗状況の把握
業各部署でバラバラに管理されていたものが統一され、業務プロセスの監視が行われることで、
常時すべての業務進捗状況を把握することが可能になります。
問題の早期発見と的確な対策の立案
事業のプロセスを監視できることから、どこで何が起きているのか、その課題などについて随時把握でき、
早期の問題箇所の発見と的確な対策を迅速に打てます。
業務ノウハウの蓄積による効率化
業務の管理方法、評価方法を単一のプラットフォーム(フォーマット)で記録・管理できるので、
全部門、全部所で成功事例やノウハウを共有可能になります。
経営判断の迅速化
上記4つのメリットから、経営判断に必要な情報・データがしっかり分析された上で、素早く手に入るので、
より効果的に迅速に経営陣は判断を下せるようになります。
マーケット評価
経営における計画や分析は非常に重要となりますが、その市場動向に関するレポートをご覧いただけます。
マーケットの評価がどのようになっているのか、ぜひご覧ください。
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