ERPメーカーSAP社が仮想通貨を使用した送金テストを開始
久しぶりにERP業界のビッグニュースが飛び込んできました!
記事:SAP Clients Testing Circle’s USDC to Fix Cross-Border Payment ‘Hassle’
皆さんご存じでしょうか。
海外に送金する際に立ちはだかる3つの壁、それは…
①手数料が高い ②時間が掛かる ③ステータスが分からない
この長年の海外送金問題を解消するために、SAP社がステーブルコイン(USDC)を使用した送金テストを始めたのです。
考えてみてください。
もしこのテストが成功して、世界の大手企業のほとんどがユーザーであるSAPのシステムに仮想通貨送金が実装されたら…
私は「世界経済は大きく変わる」と予想します。
ドイツの財務省は2022年に仮想通貨所得税ガイドラインを発行し、最近ではブロックチェーン技術を使って資本市場のデジタル化を図る「未来資金法」の計画を発表しています。つまり仮想通貨が盛んな国なのです。
そんなドイツに本社があるSAP社がこうした取り組みを始めるのも、納得ですね。
<今回解説した内容>
- 海外送金の煩わしさとは何か?
- これらを解消するUSDCとは何か?
- 世界経済が大きく変わると考える理由
「この用語を解説してほしい」「このシステムや仕組みについての考えを聞きたい」
といったご要望をぜひ動画のコメント欄でお聞かせください。
Liber Japan 代表 岡城俊介